下血というのは、胃や腸などの消化器官や肛門部などからの出血が、排便に混ざって排出されるものをいいます。なお、具体的には、次のようになります。 ■上部消化管からの出血のケース ⇒ 黒色調のタール様便となります。 ■直腸・肛門からの出血のケース ⇒ 便外面部に血液が付着する鮮血便となります。
血尿というのは、尿中に赤血球が混入したもののことをいいます。 腎あるいは尿路系のいずれかの部位からの出血が原因となります。
血尿は、血液混入程度を、視覚的特徴により次のように区別します。 ■肉眼的血尿 ■顕微鏡的血尿