知的障害者授産施設というのは、知的障害者福祉法に基づいて設置される知的障害者援護施設の1つであり、支援費制度の対象サービスとなっているものです。

この知的障害者授産施設には、入所施設と通所施設があります。

なお、この施設の目的は、雇用されることが困難な18歳以上の知的障害者を入所させて、自活に必要な指導や訓練を行うとともに、職業を提供し自活させることにあります。

知的障害者地域生活援助事業（グループホーム）というのは、支援費制度の対象になる居宅生活支援サービスの1つです。

この事業の目的は、地域の中にある知的障害者グループホーム※での生活を望む知的障害者を受け入れ、食事の提供や健康管理・金銭管理の援助などを行い、知的障害者の自立生活を支援することにあります。

※知的障害者の共同生活の場に世話人を配置し、食事の提供など生活支援体制を整えた住居のことです。