障害の三つのレベルというのは、1880年に世界保健機関(WHO)が発表した、国際障害分類(ICIDH)のことで、障害を次の3つに分類したものをいいます。 ■機能障害 ■能力障害 ■社会的不利 なお、ICIDHの改訂版として2001年にWHOが採択した「国際生活機能分類(ICF)」では、人間の生活機能と障害を「心身機能・身体構造」「活動」「参加」の3つの次元および「環境因子」等の影響を及ぼす因子で構成しています。
障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準というのは、1991年に厚生省から示された寝たきり度を判定する基準のことをいいます。 具体的には、移動、食事、排泄、入浴、着替、整容、意思疎通のADLの状況により、次のいずれかに判定されます。 ■生活自立(ランクJ) ■準寝たきり(ランクA) ■寝たきり(ランクB、C)